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マシュー・スウェイン ヴァイス・プレジデント オペレ―ションズ, 東京

ゴールドマン・サックスのようなグローバルな組織で働く醍醐味は、思いもよらない機会に恵まれることです

オックスフォード大学で化学工学を勉強していた時は、ロンドンで働きたいということ以外、自分のキャリア・パスについてあまり深く考えてはいませんでした。そんな時に、投資銀行が開催していたテクノロジーとクレジット・トレーディングのサマー・インターンシップに参加しました。STEM専攻の学生だった私がこのインターンシップに関心を持ったのは、業務に必要なスキルセットが、私の研究で必要とされるものととても似ていたからです。2005年に大学を卒業した後、趣味のスキーをやりたかったので、とりあえず短期契約社員としてロンドンのゴールドマン・サックスのオペレーションズで働きはじめました。オペレーションズの仕事はとても楽しく、数カ月後に正社員として働く決意をしたので、結局スキーをする時間はなくなってしまいました。

ゴールドマン・サックスでは、入社してすぐに多くの経験を積むことができます。研修は主にクラスルーム形式、オンライン、そしてOJTの組み合わせで行われます。新卒の社員にはバディーがそれぞれ任命され、わからないことを親身に教えてくれます。早い段階で責任ある仕事を任される人というのは、1年目から仕事を理解し、やり遂げていることが多いと個人的には思います。

オペレーションズの仕事の魅力はさまざまな問題を解決をするところにあります。技術的な面では、新しい商品の取引をサポートするための枠組みを設計したり、管理体制をどう最適化するか考えたりといったことに挑戦しています。このようなプロジェクトに参加すると、自分の仕事がいかに新たな価値を生み出しているか気付くことができます。組織的な面では、最適な組織体制とは何か、それぞれの社員にどんな機会を提供すれば彼らの成長に繋がるのかを常に考える必要があります。現在私はFICC(債券・為替・コモディティ)のマクロトレーディングとセールスデスクをサポートするアジアミドルオフィスチームを監督しており、日々のサポート業務の管理や、新規ビジネスの支援方法を検討するのが主な仕事です。

オペレーションズは社内のあらゆるチームと関わりがあります。同じ問題に取り組んでいても、人によってそれぞれ考え方が違うという場面がよくあります。そういった意味ではオペレーションズでのキャリアは、マーケットと直接関わりながら知識を得るとともに、他のどんな仕事にも応用可能な、組織で働く上で必要となるソフトスキルを磨くこともできるので、バランスが取れていると思います。

ゴールドマン・サックスに入社してから、2つの国で3つの業務を経験しました。入社して最初の5年をロンドンで、その後の7年を東京で過ごしました。ロンドンで働いている時に新たなチャンスを探していましたが、その時にはまだ海外で働くという可能性は考えていませんでした。ゴールドマン・サックスのようなグローバルな組織で働く醍醐味は、思いもよらない機会に突然恵まれることです。知らない国で生活することは、その国の言葉が喋れないと特に困難に感じるかもしれませんが、一方で異文化に触れたりその国のマーケットと関わることができたりと、多くの利点もあります。東京は刺激にあふれた、住むにはとても快適な都市です。7年前に東京に引っ越してきてから毎日楽しく過ごしていますが、イギリスの温暖な気候から来たので、蒸し暑い夏にはまだ慣れません。