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清水 利枝 ヴァイス・プレジデント サービス部門, シンガポール

ワーキング・マザーとして働いていくことに不安も
ありましたが、ダイバーシティを重視している
企業文化からワーキング・ペアレントに対する
社内の理解・周囲の協力もあり、非常に
助かっています。

My Work 

コーポレイトサービス アンド リアルエステートには、「ビジネス・サービス」と「リアルエステート」の二つのグループがあり、私は後者に所属しています。リアルエステートは、さらに4つのチームに分かれ、自社利用施設のための不動産の取得やリース契約などを担当するチーム、新オフィスの開設や既存施設の改修・オフィスプランニングなどの要求条件を調整・立案するチーム、その内容をもとにデザイン・工事をマネジメントするチーム、施設を管理運営するチームがあります。この4つのグループが密接にコミュニケーションをとりながら、ゴールドマン・サックスが自社利用するリアルエステートポートフォリオを効率的・効果的に計画・管理しています。

私はデザイン・工事のマネジメントをするキャピタル・プロジェクトというチームに所属し、アジア・パシフィック地域のオフィスのプロジェクトを担当しています。プロジェクトの内容は、部署の人員変更によるレイアウト変更や最新システムを用いたビデオ会議室の導入などから、事務所、データセンターや託児所の新設など多岐に渡ります。期間も、プロジェクトの立ち上げから完了まで数週間のものから数年に渡るものまであります。各プロジェクトにおいて、アジア・パシフィック地域各国で勤務する社内関係者と調整を行いながら、プロジェクト現地の設計者・コンサルタント・施工者とともにプロジェクトを進めて行きます。社員には質の高い職場環境を、会社にはより経済効率の高い施設の提供を、そして双方をより高い次元で達成することを目標に掲げ、実務レベルではいかにコストを削減しながら使い勝手や運営・メンテナンスの効率性等に配慮した施設・スペースを提供できるか、各プロジェクトで異なる視点が求められる、大変やりがいのある業務です。

My Day

朝は東京オフィスのチームとコミュニケーションが取りやすいよう時差を考慮し8時頃に出社します。出勤前にメールや当日の予定などをチェックします。

プロジェクトの社内調整、経営層へのプロジェクトの承認依頼やステータスのアップデート、コンサルタント・施工者との図面・現場の確認等、毎日複数の会議に参加しています。これらの定例会議の合間を縫って、設計者やコンサルタントから提出された図面や資料、サンプル等のレビューや社内承認用資料の作成、発注の手配等を行っています。

ランチはチームメンバーと一緒に外に出ることもありますが、自席で仕事をしながらとることが多いです。その代わり、なるべく早く帰宅し就寝前の子供達との時間を持つようにしています。

週に2-3度は夜に海外のオフィスとの電話会議があるので、自宅から参加します。プロジェクトが佳境を迎えているときには子供が寝たあとパソコンに向かい深夜まで仕事をしますが、それ以外の日は、帰宅後は家族との時間を大切にするよう心がけています。

ハイリスクなプロジェクトが重なったり、繁忙な時期には、月の三分の一以上、海外出張に出ることもあります。出張中は、ビジネスに影響しないようにプロジェクトを進めるため、現地のチームと詳細調整や現場確認等を行います。

My Path 

ゴールドマン・サックス入社前は、建築設計事務所に10年ほど所属していました。大学院での専攻から、入社後は日本や東南アジアの広域都市マスタープラン策定や市街地再開発事業などのコンサルタント業務を行っていましたが、後半は建築プロジェクトのプロジェクトマネジメントをするようになりました。主に大使館の新築・改修工事や企業の本社移転プロジェクトなどを担当していましたが、この頃、ゴールドマン・サックスのプロジェクトに関わる機会がありました。金融機関でありながら、社内に不動産・建築・インテリアデザイン等の各分野で実績を持つ専門家集団を抱えていることに驚き、レベルの高い優秀なメンバーと接するうちにゴールドマン・サックスでの仕事に興味を持つようになりました。

以前勤めていた会社も各専門家の技術レベルが高く、学ぶことも多く刺激的な毎日でしたが、異なる企業文化の中で新しいチャレンジをしてみたいと思っていたので、ゴールドマン・サックスでのポジションを紹介された際、迷うことなく面接を受けました。

Myself 

以前、コンサルタントとしてプロジェクトマネジメント業務をクライアントに提供していた私は、ゴールドマン・サックス入社前は、会社のビジネスを間接的にサポートする職種に物足りなくならないだろうか、と不安に思ったことがあります。とんでもない誤解でした。優秀なマネージャーや世界各地に勤務する同僚と切磋琢磨しながらプロジェクトを進めるのは大変刺激的であり、また日々学習でもあり、ゴールドマン・サックスの中で働く機会を得た事を大変嬉しく思っています。

金融機関でワーキング・マザーとして働いていくことに不安もありましたが、ダイバーシティを重視している企業文化のおかげでワーキング・ペアレントに対する社内の理解・周囲の協力もあり、非常に助かっています。自宅から会社のネットワークにアクセスできる環境や携帯情報端末といったテクノロジーの進化にも助けられています。

私が考える会社の一番の魅力は、誰にでも公平にチャンスがあること。もちろん、評価されるだけの成果をあげる必要がありますが、努力が報われ評価されるというのはやはり嬉しいものです。またこれは仕事の幅を増やすとにもつながります。私は東京オフィスに入社し6年弱東京で働いていましたが、主人がシンガポールに転勤することになり、上司に相談した結果、私のシンガポールへの異動願いを受け入れてもらうことができました。同時に、それまで担当していた東京・韓国に加えて、アジア・パシフィック全域のプロジェクトを統括するようになりました。今はこれまで経験したことのない新しい地域でのプロジェクトに日々刺激を受けています。要望があればマネージャーと話すことができ、マネージャーも部下のキャリアを積極的に応援してくれる。大変有難い環境です。

入社以来の自分を振り返ると、短距離走の勢いで長距離を走ってきた気がします。常に新しいチャレンジの連続で、ビジネスをサポートする部署でありながら、仕事は決して楽ではありません。でも、毎日が楽しいです。頼もしく優秀な同僚とともに、的確なアドバイスを提供してくれるマネージャー達の指導を受けながら経験・実績を積み成長し続けたいと思います。