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加藤 朋代 ヴァイス・プレジデント ファイナンス, 東京

私の場合、金融業界への興味というより、
ゴールドマン・サックスに魅力を感じて
入社を志望したのです。

My Work 

現在信用リスク管理・アドバイザリー部に所属しています。ゴールドマン・サックスの中で起こる様々な取引に関する信用リスクを管理し、さらに投資銀行部門が手掛ける案件の格付けアドバイザリー業務を手伝います。

信用リスクとは取引相手の失敗によって会社が損失を被る可能性のこと。これをいかに適正なレベルで管理するか。ここに私たちの仕事の醍醐味があります。具体的には、取引相手に与えられている信用枠に対して、私たちのシステムが算出した信用リスク量はどのくらいかを、モニタリングします。リスクをとりたい時には、担保や決済方法などを見直してリスクを軽減する方法を考えるのも、重要な仕事の一部です。信用枠を設定するためには会社の信用力分析が不可欠です。日々培われる分析力と格付けに関する知識をアドバイザリー業務で生かす場も与えられています。

My Day 

出社は午前9時前。前日帰宅した後から朝までに届いたeメールに対応。少し早い時間に出社し、グローバルプロジェクトについて、NYオフィスとの電話会議を設定することもあります。

午前9時半からは朝のミーティング。週1度、部署内の予定や市場の情報など信用リスク管理に役立つ情報を共有します。午前10時からは、取引のリクエストなどに対応。新しい取引相手についてはチーム、他部門、海外オフィスとの打ち合わせを入念にします。

昼食は11時半から。大体買ってきたものをデスクで取りますが、仕事をスムーズにするために部署内や他部署の社員と外食することも。

それから午前の仕事を引き続き行い、午後3時にはチームミーティングに出席します。取引の種類、取引相手の種類ごとに、各チームは月1-2度のミーティングでチーム特有の情報や仕事の状況をアップデートし合います。現在はリスク管理をアジア単位で行っている部分もあり、香港やシンガポールの同僚も交え、電話会議をすることがほとんどです。また、新しい取引相手でなくても年に1回は信用枠を見直すため、日々の情報更新や勉強は不可欠。夕食は退社後にとることが多いのですが、海外からのお客様がいらした時や、何かの業務が一段落した時に「お疲れ様会」など、理由をつけては外食、飲み会に行くことも。これもまた、重要な仕事の一部です。

午後8時には社内のジムへ行って汗を流します。筋力トレーニングやパワーヨガの日替わりレッスンによく出ます。シャワーも浴びて、とても充実した気分になります。

My Path

大学で学園祭の運営委員会に携わっていた時に、「組織をマネジメントする」ことに興味が涌きました。理工学部で応用化学を専攻していたので大学院に進む道もありましたが、学園祭の運営を経験し「研究もいいがビジネスの世界を覗いてみたい」と考えるようになりました。

ただ、金融業界への興味はほとんどありませんでした。自分の専攻分野から、「化学系のメーカーで研究職」と考え、化粧品メーカーなどを中心に就職活動をしていました。ところが不思議なもので、いろいろな企業の方とお話をしているうちに、「もしかしたら自分には外資系が向いているのでは」と感じ始めました。理屈ではなく直感的に、そう思い始めたのです。

そんな折、ゴールドマン・サックスに内定をもらっていた大学の先輩から連絡をいただき、「ウチも外資系だよ」と声を掛けていただきました。それが当社との最初の接点でした。

初めてゴールドマン・サックスを訪れた時に、一人の女性社員を紹介されました。その女性社員との出会いが私の人生を変えたのです。

「投資銀行とは何か」「ゴールドマン・サックスとはどんな会社か」。金融業界について何も知らなかった私にも理解できるように、じっくり時間をかけ、丁寧に説明してくれました。その女性の話はとても明確で、説得力がありました。そしてその態度は、自信に溢れていながら決して尊大ではありませんでした。話が終わるころには「是非、こういう人と一緒に働きたい」と私は考えていました。つまり私の場合、金融業界への興味というより、ゴールドマン・サックスに魅力を感じて入社を志望したのです。

Myself 

ゴールドマン・サックスへの入社を決断したことが間違いではなかったと、私は今、日々実感しています。

就職活動中の後輩に、私がアドバイスしたいのは次の二つです。

一つめは、企業分析の前に自己分析をしっかりすること。自分はどのような仕事をしたいのか、なぜそう思うのかをよく考えてください。自分の適性を客観的に見極めることこそが、間違いのない会社選びに繋がるはずです。二つめは、自分をじっくり見てくれる会社を選ぶこと。その点で、私にとってゴールドマン・サックス以上の会社はありませんでした。最初に会った女性社員との面会に加えて、面接の過程でも、私はゴールドマン・サックスの良さを痛感しました。

面接は、ゴールドマン・サックスの最も特徴的な採用プロセスです。第一段階はグループ面接。それ以降は、私の場合は自分の志望したファイナンス部門の全社員、およそ20名もの人たちに会いました。どの人も忙しい業務の合間を縫って、私という一学生のことを理解しようと、多大な時間を割いてくれたのです。これには驚きました。同時に、ファイナンス部門での仕事について、そして会社の雰囲気についても丁寧な説明を受けました。

会う人、会う人が魅力的で個性に溢れていました。最後の面接の時には、私は完全に入社を決心していました。

早めに内定を得たため、インターンが出来たこともいい経験になりました。4年生の時に週1回、実際に入社する部署で社員のアシスト業務をしたのです。仕事はデータ入力でしたが、先輩からは、「このデータにどんな意味があるか考えながら作業をしなさい」と指導を受けました。私は理系で金融業界に疎かったため、この時の経験は入社後、とても役立ちました。こういった個々人からの申し出を柔軟に受け入れてくれる社風も、ゴールドマン・サックスらしさの一つだと思います。