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松崎 亘  アソシエイト 投資調査部門, 東京

目下の目標は、アナリストとして独り立ち
することです。早くお客様や営業の方々に
きちんとサービスを提供できるようになる
ことが現段階での責務であると感じています。

My Work

アナリストとして自動車・自動車部品業界の調査を担当しています。

アナリストの仕事は「調べる」「分析する」「書く」ことを生業とする研究者のような姿を想像するかもしれません。しかし実際は、営業部隊の力を借りながら情報の発信、営業まで行う「製販一貫」の仕事です。ジュニアアナリスト(入社数年目までのアナリストの総称)である私の主な役目は、シニアアナリストのサポートです。と同時に、早く独り立ちできるよう上司に付きっ切りで基礎的なスキルを学ぶ時期でもあります。

日々の具体的な業務としては、お客様からの質問やリクエストへの対応、データのアップデートやプレゼン資料作成、事業会社への取材、企業イベントへの参加など多岐にわたります。例えば工場へ行って生産ラインを視察する、新車発表会に出席し発売前の新モデルに試乗する、といったこともあります。

最近ではお客様に当社の見解をお話ししたり、経営陣とのミーティングに出席する機会も頂くようになってきました。日々自分が業界や企業を正しく理解しているか、という自問自答の繰り返しです。自分の理解の限界を認める謙虚さと、自分の何倍も長いキャリアを持つお客様や経営陣の方々から逃げずに真摯に対応する度胸が必要な仕事だと感じています。

My Day

アナリストの基本的な一日は出社前のニュースチェックから始まります。そして7時頃に出社し、営業やお客様からの問い合わせに対応します。日本の自動車業界は世界でも名だたる企業を擁する業界ですので、日々のニュースも多く、必然的に国内外の投資家からの問い合わせも多くなります。上司が海外出張等で不在のときは必死で質問に答えることもしばしばです。日中は取材のために終日外出する日もあれば、一日中情報の分析や資料作成のため社内で過ごすこともあります。自動車セクターは世界各地の自動車販売統計を毎月追わなくてはならないため、データ収集にも多くの時間を割きます。夜は業界研究、会計手法などを学ぶための時間に充てることが多いです。また月に1-2回は海外(欧州、米国、アジア各国)との電話会議を行い、各地域の自動車業界の動向を報告、議論します。

一日の流れが大きく変化する時期は年に4回の決算期です。この時期はアナリストにとっても勝負時で、朝から決算説明会を行脚しレポート作成作業に追われる日々が2-3週間ほど続きます。決算発表において企業の将来を大きく左右する発表がなされた場合は、投資判断を急いで変更するために深夜までオフィスに残って仕事をすることもあります。

My Path

私は学生時代、金融はおろか数字とも全く無縁の法学(国際法)専攻でしたが、数年間慣れ親しんだ「調べて書く」ということを仕事にしようと思い調査部の門を叩きました。博士課程への進学や他の職種とも迷いましたが、情報発信と営業まで行うアナリスト業務が特にチャレンジングに感じ志望しました。

当社を志望した理由は一言では言い表せません。きっかけは当社に関する本をいくつか読んだことですが、アナリストの方々や当時の営業部長とお話しするうちに「この会社で働いてみたい」という思いを強くしました。とはいえ当時は社会に出て働いたことなどないので、相当悩んだことを覚えています。

Myself

私がジュニアアナリストとして感じるこの仕事の魅力は、インプットとアウトプットのバランスの良さだと思います。正確な市場予測を行うためには良質かつ豊富なインプットが不可欠です。また、予測に現実がついてくるよう後押しするために、正確な情報発信を絶好のタイミングで行うことが求められます。一人前のアナリストになるために超えるべきハードルは高いですが、実に挑戦し甲斐のある仕事だと感じています。

目下の目標は、アナリストとして独り立ちすることです。早くお客様や営業の方々にきちんとサービスを提供できるようになることが現段階での責務であると感じています。と同時に根気強く指導してくださる上司や先輩方、そして日々あらゆる手助けをしてくださるアシスタントの方に対するささやかな恩返しにもなるのではないかと思っています。

アナリストは常に世の中に敏感でありつつ走り続けることが求められる仕事です。大変に感じる時もありますが、私を献身的に支えてくれる家族や的確なアドバイスをくれる同期・友人の存在が大きな励みとなっています。