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諌山 裕一郎 マネージング・ディレクター 投資調査部門, 東京

自分が望めば望むほど、実現可能な仕事が広がっていく

私がアナリストの仕事に魅了されたのは、最初の部門面接のときでした。当時の投資調査部長はもう引退されましたが、子供のように目をキラキラさせながらゴールドマン・サックスでアナリストになる魅力を語られたのを今でも鮮明に覚えています。その後、願いがかない投資調査部門の内定を得て2005年に入社しました。自動車部品アナリストとして4年間キャリアを積んだ後、現在の機械担当アナリストとなりました。ジュニアからアソシエイト時代に上司と先輩から多くの指導を受け、また部内での異動を3回も経験したことにより、アナリストとしての視野が広がり経験を多く積むことができました。2015年にマネージング・ディレクターに昇進し、2016年からはアジアの機械・資本財チームのビジネスユニットマネジャーとして、10名超の台湾・中国・香港・インド・シンガポールのアナリストチームを統括しています。

アナリストの仕事は機関投資家のお客様に担当業界や個別企業の投資アイデアを提供することです。日本企業の中でも、グローバルで高い競争力を持ち、成長を続けている産業を担当できることに日々喜びを感じています。業界動向や企業構造の変化を調査分析し、投資アイデアへと結びつけていく、そしてその投資アイデアをグローバルの機関投資家へ提供していく。これがアナリストの仕事の醍醐味です。業界動向や個別株の投資判断を下した調査レポートを国内外の株式部門の営業担当者を経由してご案内したり、あるいは私自身が直接、電話会議やミーティングで機関投資家にご説明します。的確に業界や企業動向を分析することはもちろん、アイデアを分かりやすくプレゼンテーションすることが非常に大切になります。アナリストはインプットとアウトプットの両方で高い技術を要求される仕事です。だからこそ仕事を通じて得られる満足感や充実感もひとしおだと私は感じています。

ゴールドマン・サックスでアナリストをやっていて良かったと思った瞬間は、グローバル・フランチャイズの強みを実感したときです。私は四半期に1度はアジアや欧米の同僚と共に海外での調査出張を企画しています。これは日本・海外の機関投資家のお客様方とともに、日/中/台/米/欧企業群の各国拠点訪問を都度行い、機械業界や世界で今何が起こっているかを探っています。その出張の際に、日系企業の中国拠点工場に欧米投資家に加え台中の同僚を連れていく、中国企業の本社オフィスへ赴きCEO/CFOとのミーティングを中国人同僚に取り持ってもらい日米投資家を交えたディスカッションをする、などまさしくグローバル・コラボレーションを徹底しています。我々は、お客様から「ゴールドマン・サックスの投資調査部ほどアジア・グローバルで連携を取って業界分析ができているチームは他にない」とのお褒めのお言葉を常にいただいています。このお言葉は我々が持つ個々人のスキルに加えて、当社の持つグローバル・フランチャイズとチームワークの強みが活かされている何よりの証左でしょう。

私は学生の皆さんにお会いする時には、かつて部長が見せてくれたような熱い思いでこの仕事の魅力を伝えようと心掛けています。自分の名前でリサーチレポートを発行する高揚感と緊張感や、事業会社の経営陣と業界の先行きについての意見交換、そして自らの投資アイデアを以ってお客様の投資パフォーマンスへ貢献できることなど、貴重な経験が数多くできるのがアナリストという仕事です。自分が望めば望むほど、実現可能な仕事が広がっていくことを私は実感してきました。ゴールドマン・サックスの投資調査部門にはチャレンジするスピリットにはいくらでも応えることができる環境が整っています。是非、投資調査部門へ挑戦してみてください。

私は大学時代に体育会の水泳部に所属していました。今でも水泳の試合に当時のチームメイト達や、ゴールドマン・サックスに入社して知り合った同僚達と出場することがあります。おそらく、会社にあるジムに最も多く通っている投資調査部の社員は私だと思います。プールやジムでトレーニングをして身体を動かすことは、仕事とのメリハリをつけるためのいいリフレッシュになっています。ゴールドマン・サックスには昔スポーツをしていた人や、今も続けている人が多く在籍していて、オンもオフも非常にアクティブでエネルギーに溢れています。そういった人たちと共に働ける環境と、趣味の水泳を続けられるワークライフバランスがあるからこそ、アナリストとして充実したキャリアを歩むことが出来ているのだと思います。

アジアの資本財チームを統括するようになってから、日々勉強が続いています。マネージング・ディレクターに昇進した際に受けた「Leading the Next Generation of Talent」というトレーニングからは多くを学びました。所謂「Generation Y」、日本に置き換えるならばゆとり世代と一緒に仕事をしていくためのセッションでした。そのパネルディスカッションの中で、「Generation Y」を代表する若手社員たちの本音を聞くことができました。私にとって新鮮だったのは、この世代は大きな目標に対してのコミットメントはどの世代よりも強く、今自分のしている仕事とその後のキャリアパスが明確であればあるほど打ち込むことができる、とわかったことです。私よりも一回り若い世代の部下たちと一緒に仕事をする中で、このトレーニングは大きな助けになっています。新しいプロジェクトを始める際には、その目的だけでなく時間軸も合わせて明示するようにしたり、積極的に発行体や顧客と直接顔を合わせるイベントへ私の代理で出席させ、チームの仕事の成果や若手の貢献を肌で感じてもらおうと心がけています。チームはもちろん、会社を代表して外部の人と接点を持つことで、私の部下たちの責任感や主体性は増してきていると感じています。