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グローバル展望

ミレニアル世代:消費行動の変化

米国史上最大規模となるミレニアル世代が、消費者の中心を占める年齢に入ってきました。企業がこの経済的影響を増しつつあるミレニアル世代にどのように対応しているかを、グローバル投資調査部門のヴァイス・プレジデントであるリンゼー・ドラッカー・マンが解説します。

 

ミレニアル世代とは?

1980年から2000年の間に生まれた「ミレニアル世代」に属する米国の人口は9,200万人と言われています。新たな消費スタイルがこの巨大な消費者層から生まれており、これまで受け身だった企業の対応もより積極的になってきています。

住宅: ゴールドマン・サックスの調査によると、ミレニアル世代の3割近くが両親と実家暮らしを続けているものの、9割以上がいつかは自分の家を持ちたいと考えています。彼らが45歳ごろ住宅購入に本格的に動き出すときには、アメリカの住宅需要は大幅に増加すると予想しています。

結婚: ミレニアル世代の晩婚化が進んでいます。2010年代の平均結婚年齢は30歳で、1970年代の平均23歳を大きく上回ってます。ただ、7割以上が「いずれかは」結婚し、子どもが欲しいと思っているようです。

シェア文化:「所有」へのこだわりが薄いこの世代は、その特徴を生かしたカーシェアリングや音楽ストリーミングなどの新しいサービスに高い関心を持っています。また、日常的にパソコンやインターネットを利用する環境で育った最初の世代として情報に敏感で、物を実際に購入するとなると、6割近くがオンラインで価格比較をしています。

健康志向:2013年の調査では、8割以上の米国の高校3年生が、18歳以上の成人が1日に1箱以上喫煙することに対して快く思わないと答えており、1998年の69%を上回っています。

 

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