ゴールドマン・サックス、NPO法人フローレンスが展開する横浜市のひとり親向け病児保育サービスを支援

ゴールドマン・サックス証券株式会社(所在地:東京都港区、社長:持田昌典、以下ゴールドマン・サックス)は、病児保育で実績のあるNPO法人フローレンス(所在地:東京都千代田区、代表理事:駒崎弘樹、以下フローレンス)が横浜市において新たにサービスを展開するためのプロジェクト資金として1,428万円を寄付いたしました。この寄付金は、フローレンスが同市における病児保育サービスを展開するための初期費用および経済的困難を抱えるひとり親世帯に低価格で同サービスを提供するための資金に充当されます。
 
ひとり親世帯は経済的自立のためにも継続的な就労が重要であるにもかかわらず、経済的な負担から病児保育のようなサービスを希望どおりに利用することが困難であると言われています。ゴールドマン・サックスは 2008年にもフローレンスによる都内在住の経済的な困難を抱えるひとり親世帯を対象に低価格で病児保育サービスを提供する支援事業に資金的な援助を行っており、それが今回の横浜市で展開する事業のモデルとなっています。
 
このプロジェクトは、横浜市、フローレンス、ゴールドマン・サックスの三者の協働により進めてまいります。ゴールドマン・サックスが初期に必要な資金を提供し、フローレンスは同サービスの告知や広報活動において横浜市と連携を図ることで、事業の立ち上げを円滑に進め、支援を必要とする家庭への普及を効果的に進めることができると考えております。同プロジェクトは、自治体、NPOおよび民間企業がそれぞれの持てる資源を持ち寄り、効果的に展開する社会貢献活動としても画期的な取り組みとなっています。
 
ゴールドマン・サックスは、以前より地域コミュニティに根付いた社会貢献活動に注力しており、そのひとつとして経済的困難を抱えるひとり親への支援活動を積極的に行ってきました。最近の事例としては、今年9月から社会福祉法人東京都社会福祉協議会と協働で、低所得のひとり親世帯の経済的自立を促すための資格取得などを通じた就労支援や就労環境を整えるための保育や学習支援サポートなどを行っています。
 
<ゴールドマン・サックスの社会貢献活動について>
 
ゴールドマン・サックスは、世界中で展開する事業拠点を中心に、各地域の社会、環境、経済のニーズに応じた社会貢献活動を積極的に展開しています。1997年以来、毎年継続して行われている社員参加型の地域ボランティア活動プログラムの「コミュニティ・チームワークス」をはじめ、新興国の女性たちを対象とした教育支援プログラム「一万人の女性」、米国における雇用や経済機会の創出を支援するための「一万社の中小企業」支援プログラムや社員の推薦によって寄付を行う「ゴールドマン・サックス・ギブズ」などのチャリティ支援プログラムなどがあります。
 
日本においては、今年の9月から社会福祉法人東京都社会福祉協議会と協働で、経済的困難を抱える子どもたちの進学支援やひとり親就労支援を目的とした「ゴールドマン・サックス・ギブズ・コミュニティ支援プログラム」を立ち上げました。 そのほかにも、毎年1,200人以上の社員が200種類に及ぶボランティア・プロジェクトに「コミュニティ・チームワークス」を通じて参加、年末に児童養護施設で暮らす子ども達に願いどおりのプレゼントを届けるサンタ・プロジェクトやDV当事者女性を対象にビジネス・スーツを社員から募り寄付をする「明日へのドレスアップ」などの活動を行っています。
 
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ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクは、投資銀行業務、証券業務および資産運用業務を中心に、事業法人、金融機関、政府機関、富裕層など多岐にわたるお客様を対象に幅広い金融サービスを提供している世界有数の金融機関です。1869年に創業、ニューヨークを本拠地として、ロンドン、フランクフルト、東京、香港およびその他の世界の主要な金融市場に拠点を擁しています。
日本においては、1974年に東京駐在員事務所を開設して以来、多様化するお客様の金融ニーズにお応えするべく、業務の拡充を図っています。現在は、投資銀行業務やセールス&トレーディング業務を展開するゴールドマン・サックス証券株式会社を中心に、グループ会社を通じて資産運用業務などを含む幅広い金融サービスを提供しています。

 

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