ゴールドマン・サックスは、このたび次世代の成長を担う子どもたちに焦点を当てたゴールドマン・サックス・ギブズ・コミュニティ支援プログラムにおける活動が評価され、公益社団法人日本フィランソロピー協会(東京都千代田区、理事長高橋陽子氏)が主催する第10回「企業フィランソロピー大賞」において特別賞【次世代への懸け橋賞】」を受賞しました。
企業フィランソロピー大賞は、2003年に公益社団法人日本フィランソロピー協会が、企業の経営資源を有効に活用し、社会問題解決に貢献した企業の活動を顕彰するために創設したもので、今年で10回目を迎えます。
ゴールドマン・サックス・ギブズ・コミュニティ支援プログラム はゴールドマン・サックスが自社のチャリティ基金「ゴールドマン・サックス・ギブズ」(Goldman Sachs Gives)を通じて約400万米ドル(3億4千万円相当)を拠出し、2010年9月に東京都社会福祉協議会と協働で、児童養護施設等で暮らす子どもたちの進学支援、ひとり親の就労支援、子育てを支援するNPOの基盤整備のためのプロボノの3つの支援活動を柱として立ち上げました。
OECD(経済協力開発機構)の調査によると、日本の子どもの貧困率は先進国の中でも高く、特に子どもの貧困は世代間で受け継がれ、様々な社会問題へ発展する可能性があることは従前より指摘されています。ゴールドマン・サックスは、経済的な要因による負の連鎖を断ち切り、将来を担う子どもたちの教育や養育環境の改善を支援することが、日本の持続的な成長と地域社会の活性化を支えるうえで重要な社会的投資であると考え、社会貢献プロジェクト実施の実績を持つ東京都社会福祉協議会とパートナーシップを組み、多くの福祉施設やNPOと連携しながら、「地域コミュニティの活性化」という共通の課題解決に向けて取り組んできました。同プログラムは、企業と非営利団体が協働で取り組む包括的な社会貢献活動としても先駆的な試みとして評価されています。
今回の受賞は、同プログラムの内容のみならず、ゴールドマン・サックスが1997年以来、16年間にわたり毎年行っているコミュニティ・チームワークスという社員参加型のボランティア・プログラムによる社会貢献活動を通じて、支援の必要性が高いと考えられる児童養護施設の子どもたちやひとり親家庭などを支援プログラムの中心に据えている点も高く評価されました。
<ゴールドマン・サックスの社会貢献活動について>
ゴールドマン・サックスは、世界中で展開する事業拠点を中心に、各地域の社会、環境、経済のニーズに応じた社会貢献活動を積極的に展開しています。1997年以来、毎年継続して行われている社員参加型の地域ボランティア活動プログラムの「コミュニティ・チームワークス」をはじめ、新興国の女性たちを対象とした教育支援プログラム「一万人の女性」、米国における雇用や経済機会の創出を支援するための「一万社の中小企業」支援プログラムや社員の推薦によって寄付を行う「ゴールドマン・サックス・ギブズ」などのチャリティ基金などがあります。
日本においても、コミュニティ・チームワークスのプログラムを通じて、毎年1,200人以上の社員が多数のボランティア・プロジェクトに参加しています。そのほかにも、毎年年末に児童養護施設で暮らす子どもたちに願いどおりのプレゼントを届けるサンタ・プロジェクトやDV当事者女性、ひとり親、二―ト(若年無業者)などを対象とする就労支援プログラムの一環としてビジネス・スーツを社員から募り寄付をするスーツドライブなどがあります。
ゴールドマン・サックスの社会貢献活動の詳細については、こちらをご参照ください。
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