Are you a Student or Professional?

井上 美奈子

ヴァイス・プレジデント

サービス部門, 東京

“娘を出産し、仕事と育児の両立に悩んだ時期もありましたが、チームメンバーのサポートもあり、また会社の子育て支援プログラムを利用して、自宅勤務やフレキシブル・ワーク・アレンジメントを活用することが出来たので、これまで仕事を続けることができました。”

My Work 

私はホスピタリティグループというチームで、社内外で開催されるゴールドマン・サックス関係のイベントの企画・運営を担当しています。ゴールドマン・サックスのオフィスに来訪されるお客様や、イベントに参加されるお客様へのホスピタリティは、顧客重視の当社の企業文化に根ざしたものです。ホスピタリティグループでは、しっかりとしたサービス・システムを基礎とした日々の積み重ねを通じて、お客様に対するよりクオリティの高い接遇を目指して、それぞれのチームが連携しながら、サービスレベルの向上に努めています。

社内からお客様向けのイベントを開催したいという相談を受けると、社内の規定に準じたイベントを立案、主催部署に提案し、イベント開催に向け主催部署のワーキングチームと一緒にプロジェクトを進めていきます。また同時に、イベント開催の候補となるホテル、レストラン、会議場等に実際に足を運び、現場の担当者とコミュニケーションをとりながら情報を収集し、イベントの趣旨に適した場所を主催部署に提案します。イベントの成功には、社外での人脈作りと最新の情報の収集が欠かせません。

また海外で開催するイベントも多く、各オフィスのチームメンバーと協力し合って業務を進めています。 

My Day 

小学生の娘を学校に送り出し、午前9時に出社します。午前中は各チームとのミーティングやその準備であっという間に時間が過ぎてしまいます。

昼食は午前11時半ごろからとります。会社で契約しているダイニングサービスの販売しているお弁当の味見を兼ねて、デスクでランチを取ることもありますが、なるべくイベントで使用できるようなレストランの開拓のために外に出かけるようにしています。

午後は各部署との打ち合わせや、ホテル・レストランなど外部との打ち合わせが多く、デスクに戻った後は、イベントプランニングの資料作成や現在進めているイベントの進捗状況のアップデート、新しいイベントリクエストの対応等をします。なるべく午後8時には退社するようにし、必要があれば、家事が一通り終わった後、自宅で仕事を再開します。自宅でも仕事が出来る環境が整っていますので、ワーキングマザーにとってはありがたいです。

大きなイベントが開催される日には前日から現場に入り、設営やリハーサルをするので、ほぼ終日現場で過ごすことも多いです。 

My Path 

大学を卒業後、日本の証券会社に入社し、3年間窓口営業を担当しました。その後2年間、米系銀行にてオペレーションの仕事に就きましたが、まだ当時、日本ではあまり馴染みのない言葉である、お客様に対するおもてなし、「ホスピタリティ」に関わる仕事に関心がありましたので、ゴールドマン・サックスでイベントコーディネーターの募集の話を聞いたときには、すぐに応募しました。

入社後は主に国内のイベントの手配をしていましたが、ここ数年では海外のお客様をお招きするイベントやアジア合同で開催するイベントも多いので、香港などのアジアのオフィスやニューヨークのオフィスのメンバーと一緒に働く機会も多く、日本と海外の違いなどを実感しますし、海外のオフィスから学ぶ事も多いです。常に新しいことにチャレンジできる環境は素晴らしいと感じています。

Myself 

私は何度か転職の経験がありますが、ゴールドマン・サックスが勤続年数の一番長い会社になります。その間に娘を出産し、仕事と育児の両立に悩んだ時期もありましたが、チームメンバーのサポートもあり、また会社の子育て支援プログラムを利用して、自宅勤務や出社時間を1時間遅くするフレキシブル・ワーク・アレンジメントを活用することが出来たので、これまで仕事を続けることができました。
 
また、子育てが落ち着いてきた頃に自分のキャリアや将来について考える事が多くなりました。メンタリング・プログラムを通じて、東京や海外のオフィスのメンターに相談にのってもらったところ、あるメンターから、苦手分野のトレーニングを受けてみてはどうか、というアドバイスを受けました。忙しいとなかなかトレーニングを受ける時間が無いと思っていましたが、最近、部署全員が参加するCommunicating with Impact in a Global Business Environment という、グローバルな環境の中で影響力のあるコミュニケーションをするためのトレーニングを受ける機会がありました。この時は全員が携わっているプロジェクトのプレゼンテーションをしたのですが、それによってお互いの業務内容がさらに理解でき、また、それぞれ国によってプレゼンテーション方法に違いがあることなど新たな発見もあり、とても勉強になりました。

ゴールドマン・サックスにはさまざまなトレーニング・プログラムがあり、自分のキャリアをサポートしてくれていると実感しています。