ゴールドマン・サックス、緊急子ども支援基金を設置

ゴールドマン・サックスは、ドナー・アドバイズド・ファンドであるゴールドマン・サックス・ギブズを通じて、新型コロナウィルス感染拡大防止策に伴って、困難な環境に置かれることになった子どもや家庭を対象に、1億5千万円規模の緊急子ども支援基金を設置しました。

この度のコロナウィルス感染拡大に起因した経済活動の停滞、長期間にわたる学校の休校措置等により、特に生活困窮家庭の子どもたちは生活、教育、精神面において多大な影響を受け、栄養の偏り、更なる学習の遅延、ストレスの増加等が懸念されています。本基金は、こうした緊急事態に追い込まれている子どもやその家庭に支援を届ける活動を行う非営利団体への緊急助成金となります。

基金の運営や助成先の選定は公益財団法人パブリック・リソース財団(PRF)に委託し、全国の非営利団体から応募を受け付けます。厳正な審査の上、一団体あたり上限200万円の助成を行います。

支援対象事業の例

・オンライン学習プログラムの新規・拡充提供
・在宅時間延長に伴う虐待を防止するプログラムの実施 
・ひとり親母子家庭等への食料支援、宅食事業などの継続・拡充
・支援活動を行うために必要なマスクやアルコール等の予防衛生物資の不足への対応 
・休校中の子どもたちのための居場所の開設・拡充       
・民間学童の継続のためのスタッフの補充           

ゴールドマン・サックスは貧困の連鎖を断ち切るため、経済的困難を抱える子どもや、社会的課題に取り組むNPOなどの支援を行い、子どもの貧困問題の解決に力を注いでおり、2008年以降、10億円以上の寄付金を拠出しています。


お問い合わせ:

ゴールドマン・サックス
コーポレート・コミュニケーションズ
03-6437-1648