West Street Global Growth PartnersⅠクローズのお知らせ

 

• 史上最大規模かつ初のグロース・エクイティ・ファンド
• 強固なマーケット・ポジションを備えた世界中の高成長ビジネスに投資
   

ゴールドマン・ サックス・ アセット・マネジメント (以下、ゴールドマン・ サックス) は本日、ウェスト・ストリート・ グローバル・グロース・パートナーズ (以下、ファンド) の最終クローズを発表しました。

52 億ドルでクローズしたこのファンドは、強固なマーケット・ポジション、高い成長率、および永続的なビジネスモデルを備えた高成長ビジネスへの投資に特化した、ゴールドマン・サックス初のダイレクト・プライベート・マーケットファンドです。このファンドを通じて、ゴールドマン・サックスの長年にわたる独自のグロース投資戦略を今後も継続してまいります。

ファンドは当初の資金調達目標を上回る52 億ドルでクローズしました。世界中の多様な機関投資家および富裕層の投資家からの 37 億ドルのコミットメントに、ゴールドマン・サックスとその社員からのコミットメントが加わり、史上最大規模かつ初のグロース・エクイティ・ファンドとなりました。

このファンドは、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのグロース・エクイティ・ビジネスによって運営されており、ダレン・コーエン、ニシ・ソマイヤ、ステファニー・フイがその責任者としてニューヨーク、ロンドン、香港の各拠点に在籍しています。彼らは、米国・欧州・アジアの各市場でのプレゼンスと、セクターを横断した洞察力を組み合わせ、世界有数のグロース・エクイティ・チームを率いています。このチームは、様々な市場サイクルや市場環境を幾度となく乗り切りながら、一貫したリターンを提供してきました。このチームが、ゴールドマン・サックスの広範なネットワークとリソースを活用して差別化された投資機会を発掘し、ポートフォリオ企業の業務拡大、拠点の拡張、長期的な価値創造を推進できるよう支援します。

ゴールドマン・サックス・アセット＆ウェルスマネジメントのCIOであるジュリアン・ソールズベリーは、次のように述べています。

「ゴールドマン・サックスは長年にわたり世界の著名な創業者を支援し、当社のリソースを最大限活用しながら、そのビジネスがスケールアップし、新商品やサービスを構築できるよう手助けをしてきました」。

エンタープライズ・テクノロジー、金融テクノロジー、ヘルスケア、消費者ビジネスといった業界ではイノベーションのスピードが衰える兆しを見せていないと私たちは考えており、ポートフォリオ企業と緊密に協力しながらボラティリティをナビゲートし、次の成長段階に到達できることを楽しみにしています」。

「当社の広範なネットワークと顧客との深い結びつきを活用することができる点で、私たちのグローバルチームはユニークな投資機会の発掘と投資家のための価値創造にあたり、最適なポジションにあります。このファンドに投資していただいたLP投資家のサポートに心より感謝します」。

このファンドの主な投資対象は、アーリーステージからミドルステージのスタートアップ企業で、平均投資金額が約 5,000 万ドルのマイノリティー投資となります。グローバルのチームが有する専門知識、競合他社比でのユニークなポジション、および広範な投資経験に基づき、エンタープライズ・テクノロジー、金融テクノロジー、ヘルスケア、および消費者セクターを投資ターゲットとしています。

ゴールドマン・サックスグループに属する当チームの利点を生かすことで、これらのセクターでのディスラプティブなパワーとトレンドを早期に特定し、ユニークな投資機会を発掘することができます。そして、優れた成長企業の創業者や CEO にとって最適なパートナーとなることができます

このファンドは、ゴールドマン サックス独自のシステムである GS Value Accelerator を活用して、ポートフォリオ企業と協力しながらビジネスに変革を起こし、付加価値を生み出します。 Value Acceleratorは、オペレーティング・アドバイザーやセクターの専門家などから構成されていて、企業の収益拡大、業務の向上、デジタル化、人材戦略、ESG 最適化などをサポートする人材のグローバル・ネットワークです。

ウェスト・ストリート・グローバル・グロース・パートナーズ は、多様な地域・業界の多くの企業にすでに投資しています。無作為化と治験薬供給管理市場のリーダーである 4G Clinical、マーケット・インテリジェンスのソフトウェア会社である AlphaSense、ロボット倉庫システムのプロバイダーである Exotec、マルチおよびハイブリッドクラウドのデータセキュリティ企業の Fortanix、独自の倉庫自動化ソリューション・プロバイダーの Locus Robotics、中国のライフサイエンス領域でロボット・ソリューションを提供する MegaRobo、英国を拠点とするデジタルチャレンジャー・バンクの Starling Bank、ドイツで企業年金と生命保険のディストリビューション・プラットフォームを運営するXempusなどが投資先として挙げられます[1]。

なお日本では契約書の審査・管理システムを手掛けるLegalOn Technologies（旧LegalForce）、ピッキング型ロボットを開発するラピュタロボティックスに投資しています[2]。

 

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントについて

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは、伝統的投資とオルタナティブ投資を組み合わせて、世界中の顧客に、その目的に特化したパートナーシップと、長期的なパフォーマンスへのフォーカスを提供しています。ゴールドマン・サックス (NYSE: GS) の主要な投資分野として、世界の主要機関、ファイナンシャル・アドバイザーや個人に、投資および助言サービスを提供しています。 広範なグローバル・ネットワークと幅広い専門知識を生かし、2022 年 12 月 31 日時点での管理資産残高は世界で 2 兆ドルを超えます。顧客資産のパフォーマンス向上のための情熱を持ち、私たちは、信念と持続可能な成果、そして長期にわたる成功の共有に基づいた長期的な関係の構築を目指しています。 Follow us on LinkedIn

 

本文は英語原文の一部を翻訳したものです。本文と原文に相違がある場合には、英語の原文が優先します。