ゴールドマン・サックス・ギブズがスポンサーとしてTOMODACHIイニシアチブに参加

本日、ゴールドマン・サックスは、東日本大震災を受けて創設された、日米の文化的・経済的結びつきを強化するための革新的な官民パートナーシップ、TOMODACHIイニシアチブのスポンサーになることを発表しました。

寄付は、ゴールドマン・サックスと同社幹部職員の推薦によって助成先を決定するドナー・アドバイズド・ファンドのゴールドマン・サックス・ギブズを通じて行われ、「TOMODACHIゴールドスター・ロードショー:ザ・ヤングアメリカンズ・ミニワークショップ・ツアー」を全面支援します。大学を卒業したばかりの米国人アーティストで構成されたグループが、福島、宮城、岩手の小中学校35校以上を回り、それぞれ30人から100人の生徒たちが参加する3時間のミュージカルワークショップを行います。じぶん未来クラブが主催するこのプログラムは、日米の若者が一緒にアメリカンスタイルの歌やダンスを練習し、音楽を通じて自己表現を学ぶものです。

「TOMODACHIイニシアチブを支援する企業のグループは拡大を続けていますが、新たにゴールドマン・サックスをその一員にお迎えできることを大変うれしく思っています」と、カート・トン在日米国大使館臨時代理大使は述べました。「ゴールドマン・サックス・ギブズからの多大な支援のお蔭で、TOMODACHIイニシアチブはヤングアメリカンズとパートナーを組んで、東北の若者たちに笑顔になってもらうために、アメリカンスタイルのミュージカルワークショップを行うことになりました。このプログラムは、音楽を通じて、境界を乗り越え、気力を高め、日米の若者たちが親しくなれる役目を果たすものです」

ゴールドマン・サックス証券株式会社 持田昌典代表取締役社長は次のように述べています。「ゴールドマン・サックスは子どもたちへの教育機会の拡大に積極的に取り組んでおり、同じ理念を共有するTOMODACHI イニシアチブに強く賛同し、今回の支援を決定いたしました。2011年の東日本大震災から日本は着実に復興を遂げてきましたが、原発被害を抱える福島県の子どもたちをはじめ、東北の子どもたちは今なお、心に深い傷を負っています。ヤングアメリカンズのワークショップに参加することで、子どもたちが悲しみや不安を乗り越え、自分の未来に夢と希望を持ってもらえることを心から願っています。」

いわき市教育委員会 学校教育推進室長の佐川秀雄様は次のように述べています。「いわき市でも沿岸部の子どもたちは家を失い学校を失いました。親の危機感から何度も転居を繰り返した子どもも多く、日常場面で子どもたちが何を信じていいかわからなくなる状況も重なっています。そんな状況下、子どもたちが心の目を開いて感じる力を持てばこの震災がむしろ子どもたちの力に変わると信じています。子どもたちに今一番大事なことは、自分を信じて生きる力です。ヤングアメリカンズはその一番大切なことを教えてくれています。」

本プログラムについての詳しい情報:
http://jibunmirai.com/ya/tohoku/report/mini2013.html

TOMODACHIイニシアチブについて
TOMODACHIイニシアチブとは、東日本大震災後の日本の復興支援から生まれ、教育・文化交流、起業支援、指導者育成といったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーに投資する官民パートナーシップです。
http://usjapantomodachi.org/ja/

ゴールドマン・サックス・ギブズについて
ゴールドマン・サックス・ギブズはドナー・アドバイズド・ファンドとして設立されたチャリティ支援基金で、同社とその幹部職員らの推薦により、世界の適格非営利団体に対し寄付を行う基金です。設立は2007年で、十分な支援が行き届いていない層に重点を置き、世界中のチャリティを支援しています。地域コミュニティの構築と安定化、教育機会の拡大、復員軍人の社会復帰支援、雇用創出と経済成長のための支援プログラムを助成しています。
http://www.goldmansachs.com/citizenship/goldman-sachs-gives/index.html

問い合わせ先
ゴールドマン・サックス
03- 6437-1648