Sustainable Finance

脱炭素社会の実現に向けて

ゴールドマン・サックスは事業全体を通じて脱炭素社会実現に取り組んでいます。当社のTCFDレポートでは、気候変動関連のリスクとビジネス機会に対する当社の戦略とアプローチ、およびどのように気候問題をビジネスとリスク慣行に組み込んでいるかについてご説明します。
「金融機関として、脱炭素への移行促進に最も貢献できる方法は、様々な業務を通じてお客様とパートナーシップを組むことだと考えています。サステナビリティにリンクした新たな金融ソリューションの開発や、一流の戦略的アドバイスの提供、または最先端のクリーンエネルギー企業への共同投資など、お客様が脱炭素への移行を加速できるように、常に革新を起こし、新たなビジネスソリューションを拡充しています」
デービッド・ソロモン
会長兼CEO
脱炭素社会実現へのアプローチ
脱炭素の実現に向けたゴールドマン・サックスのアプローチは、実体的に影響を与えうる分野に注力することです。具体的には、お客様のビジネスの脱炭素化やネットゼロの目標達成をお手伝いしたり、イノベーションとコラボレーションを目指してパートナー企業や幅広いステークホルダーと協業したり、また当社自身の気候関連リスクを管理することなどが挙げられます。

当社の最新のTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)レポート「Accelerating Transition」では、2050年までのネットゼロ実現に向けた長期目標の実現計画について中間工程表をお示ししています。

お客様の低炭素移行への取り組みを、革新的なソリューションや新しいビジネスの考案を通じて、当社全体でどのようにサポートしているかについてもご説明します。

気候変動はビジネス機会をもたらす一方、当社の事業にも様々な形で影響を与えうるリスクでもあると認識しています。当社は、最新の科学的研究および業界のベストプラクティスを活用した独自のモデルを用いてストレステストを行い、気候変動がもたらす当社ビジネスへのリスクを継続的に評価および管理し、全社的なビジネスおよびリスクプラクティスにさらに幅広く組み入れています。

2030年までの中間目標
当社はパリ協定の実現を引き続き支援しており、2050年までのネットゼロ目標に沿った戦略を立てています。今年のTCFDレポート「Accelerating Transition」では、石油・ガス、電力、自動車製造の3つのセクターで、2030年までの初期的ターゲットを設定しました。これらのセクターは私たちがお客様と協力しながら、実体経済での脱炭素化を促進できるエリアだと考えています。
*軽量自動車(乗用車、商用車、小型トラック)の製造業者を対象
コミットメント
私たちの取組みは以下の原則に則っています。




本文は英語原文の一部を翻訳したものです。本文と原文に相違がある場合には、英語の原文が優先します。