財務部門は、ゴールドマン・サックス自身の資金調達や流動性リスクの管理、資本政策の策定など、ファイナンス面の中核的機能を担っています。
資金調達においては、世界中の債券や株式などのトレーディングや自己勘定による戦略投資のための資金ニーズに応えるため、日々数百億ドルもの資金が必要です。財務部は、こうした資金ニーズに応え、国内外の各部署と連携を図りながら多角的な見地に基づき、最適なファイナンス手段を選定していきます。
近年はお客様のニーズが多様化し、ビジネス領域の拡大や新規ビジネスへの参入機会が増えています。財務部も、益々多角的な対応が求められています
東京における主な活動は、(1)資金調達では、マネーマーケットのトレーダーや業務部などと連携を取りながら、資金調達先および調達手段の多様化を図る、(2)あらゆるマーケット環境を想定した流動性リスク管理のモデルを構築し、日々のモニタリングを行う、(3)資本政策を策定し、適切かつ十分な自己資本を保持する、(4)銀行その他の機関投資家との連携を維持し、クレジットラインを確保する、などがあげられます。
東京財務部が携わった長期資金調達の案件では、親会社であるザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクにて2006年12月と2008年1月にそれぞれ1000億円と1485億円発行した円建外債(サムライ債)などがあります。
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