A. Hakogi

マネージング・ディレクター, ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
A. Hakogi
A. Hakogi
日本の資産運用ビジネスのポテンシャルは非常に高く、ゴールドマン・サックスとして提供できるサービスはたくさんあります

ゴールドマン・サックスには中途で入社しました。それまでは他社の市場部門で債券や株などに投資する仕事をしており、日々さまざまな金融機関からマーケット情報を受け取っていました。その中でも、グローバルでの情報量やスピード感という点で、ゴールドマン・サックスは群を抜いていると感じていました。もっと自分を成長させたいと思ったことが転職を考えるきっかけとなりました。実際に入社して強く感じたのは、結果に対する意識の高さとグローバル・ネットワークの強さです。海外オフィスのメンバーとの距離感が非常に近く、日本にいながら世界中の情報や議論にタイムリーに触れることができます。金融の世界では、グローバルな情報にどれだけ早く、深くアクセスできるかが、仕事の質を大きく左右すると実感しています。

現在は、ゴールドマン・サックスが運用するオルタナティブ商品を日本の金融機関を通じて投資家にご提供するセールスチームに所属しています。私はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントで、主にオルタナティブ資産に投資する商品を担当しています。オルタナティブ資産とは、株式や債券といった伝統的な資産とは異なり、プライベート・エクイティやプライベート・デットなどを含む投資分野を指します。これまでは機関投資家や一部の富裕層が中心でしたが、近年は公募投信として提供される商品も増え、投資の裾野も広がりつつあります。グローバルな視点で見ても、日本の資産運用ビジネスにはまだ大きな成長余地があり、ゴールドマン・サックスとして提供できる商品もたくさんあります。しっかりと日本のビジネスチャンスや投資ニーズを世界に発信し、日本とグローバルをつなぐ役割を担えることは、この仕事ならではのやりがいだと感じています。

この仕事に向いているのは、好奇心が旺盛で、最後まで責任感を持ってやり切れる人だと思います。オルタナティブ運用商品に関わる業務では、商品の組成から法規制、コンプライアンス、オペレーションまで、国内外の多くの関係者と連携しながら進めていく必要があります。自分から積極的にコミュニケーションを取り、細かい点まで確認しながら物事を前に進める姿勢が求められるので、最後までやり切るという強いマインドが重要です。

出社前にはNYからの連絡などを確認し、できる限り朝のうち(NY時間同日中)に返信をするようにしています。出社後は9時頃から、お客様(金融機関の商品選定部署など)とのコミュニケーションがはじまります。新しい投資戦略のご提案や、海外からの最新情報のアップデートなど、内容は日によってさまざまです。日中は顧客訪問や資料作成に加え、ファンドのローンチ前後であれば、国内チームと状況を整理し、その内容を踏まえて海外のプロダクトチーム、リーガル、コンプライアンスチームとコールなどを行います。場合によっては、深夜、早朝まで対応が続くこともありますが、日本で進めている案件の重要性を海外メンバーに理解してもらうことも、この仕事の大切な役割の一つです。

ゴールドマン・サックスは、人材育成に本気で力を入れています。若手のうちからリーダーシップやチームマネジメントを学ぶ機会が多く、日々の業務を通じて多くのフィードバックを受けることができます。「自分の成長をきちんと見てもらえている」と感じる場面が非常に多い会社です。期待されていることへの緊張感は常にありますが、困ったときには相談しやすいカルチャーがあり、安心して挑戦できる環境 だと思います。周囲の同僚や先輩が学び続ける姿を見ながら、私も新しいことを学び続けたいと思う毎日です。

場所や見る人が変われば、同じものでも評価が変わることがあります。アートや食、文化でも、日本では当たり前に見えていたものが、海外では高く評価されることがあります。異なるバックグラウンドに触れることで、「目から鱗が落ちる」ような気づきがあり、仕事でも面白いアイデアにつながるのではないかと思っています。そのため、月に1~2回はリフレッシュを兼ねて旅行をしています。移動中に読書をしたり、新しい景色や文化に触れたりすることで、気持ちを切り替え、新鮮な視点で仕事に向き合えるようにしています。もう一つ、私にとって大きな刺激になっているのは、数年前から関わっているボランティア活動です。会社のプログラムを通じて、特別支援学校の学生の皆さんの面接練習などのキャリアメンタリングに携わっています。前向きに取り組む姿勢にこちらが学ばされることも多く、少しでも誰かのキャリアや人生に役立てているのであれば、とても嬉しく思います。