私は内部監査部で、会社の様々なリスクを低減させるための内部管理体制に関して、独立の立場から認証を与える業務を担当しています。上司と連携し、これらリスクの管理と、そのリスクが企業に及ぼしうる損害を最小限に抑えるための適切な方法を確立するのが私たちの仕事です。
私は日本、アジア、グローバル規模の監査プロジェクトを実施するチームの一員として働いています。私たち内部監査部は、社内全体やトレーディング、マーケティング、リサーチ、資産運用、テクノロジーなど監査対象となる特定の業務に内在するリスクと内部管理体制を理解しなくてはなりません。そのためには、内部監査部内に蓄積された知識を活用したり、社内クライアントおよび他の地域で同様の監査を行っているチームメンバーから得た情報を利用したりしています。
ここでは毎日何かしら新しく学ぶことがあるので、今の仕事がとても気に入っていますし、監査を担当した部署の内部管理プロセスの改善に役立てた時はとてもやりがいを感じます。
またAsia Pacific Legal and Internal Audit Diversity Committeeのメンバーを務めているので、職場でのダイバーシティを積極的に推進しています。
私たちの業務は通常、3ヶ月間のプロジェクト・ベースで行われます。私は過去12ヶ月間にオペレーション、コンプライアンス、ファイナンス、トレーディング、セールス、マーケティングなど、様々な部署に関する多くのプロジェクトに携わりました。
私の仕事で一番チャレンジングなことは、時間管理とマルチ・タスキングです。複数のプロジェクトを同時進行させることもあるため、それに応じて業務と時間を管理することが非常に重要になります。プロジェクトの進捗状況をマネージャーや他のプロジェクトチームのメンバー、監査を行っている部署と連絡を取り合うことも大切です。
入社したての頃は上司やチームメンバー、同僚、監査を担当した部署の人たちにはずいぶんと助けてもらいました。ですから、新入社員を含め、そうした社内の人たちの役に立てることが恩返しにもなり、一番やりがいを感じます。
私は人材紹介会社経由でゴールドマン・サックスに入社しました。当時は公認会計士事務所に勤務していましたが、金融機関に転職したいと考えていました。ゴールドマン・サックスの採用担当者と話をするまでは、どこに転職するかはっきりとは決めていませんでしたが、面接を重ねてゴールドマン・サックスの様々な人たちと話す機会を持つうちに、この会社こそが自分の働きたい会社だと確信するようになりました。中でも、社員が皆親しみやすく、チームワーク精神にあふれていたことにはとても感激しました。
入社するため来日してから最初の数ヶ月は、ゴールドマン・サックスについてだけでなく日本の金融業界についても学ばなければならないことがたくさんありました。東京オフィスの人々は誰もが親切に質問に答えてくれたり、仕事の進め方を教えてくれたりしました。知識を共有しあうためのセッションであれチームミーティングであれ、ここでは情報の共有が徹底しています。
金融にはずっと関心を持っていたので、金融サービス業界を専門とする公認会計士事務所からキャリアをスタートしました。会計の知識を習得したら証券会社で働きたいと考えていました。ゴールドマン・サックスでキャリアを積みたいと決心する決め手となったのは、この会社の企業文化でした。
金融に関心を持っているなら、自分がどういう人間であるか、何をしたいかを正確に見極めることをお勧めします。本当に自分の働きたい業界なのか、本当に就職したい会社なのか、本当に自分を伸ばしたい環境なのか、真剣に考えてみてください。また、一緒に仕事をすることになる人々のことをなるべく多く知るようにしてください。朝目覚めた時に、その日の仕事を心から楽しみだと思えるような仕事を選んでください。
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