R. Kurita

アナリスト, 投資調査部門
R. Kurita
R. Kurita
特に印象的だったのは、GSの「変化」を促す文化です。

人生の大半を海外で過ごした経験から、自然と「世界」を舞台にした仕事を志すようになりました。同時に、多様な背景や、自分にはない知識・才能を持つ人々と切磋琢磨できる環境に身を置きたいという思いも強くなりました。高校と大学で投資サークルに所属していたこともあり、「投資」に携わる仕事に関心があったため、ゴールドマン・サックスの9週間の夏季インターンシップに参加しました。上司や先輩方の手厚い指導の下で日々の業務に没頭する中で、特に印象的だったのは、ゴールドマン・サックスの「変化」を促す文化です。自信を持って提出したアウトプットに対して率直なフィードバックをいただき、毎晩考え込む時もありましたが、自分に足りないものを認識し、さらなる成長に繋げることが求められる社風を身をもって体験することができました。インターンシップを通じて出会った社員の方々は世界を舞台に活躍し、「常に上を目指し、自己研鑽を怠らない」という姿勢を私に見せてくれました。継続的な自己成長を実感しながら、少数精鋭の環境で活躍できる機会も多く与えられる会社。そんなゴールドマン・サックスでキャリアを始めたいと強く思うようになりました。

株式アナリストの仕事はわかりやすく言うと、どの企業の株を買った方がよいか、売った方がよいかを、レポートという媒体を通じて世界中の投資家に対して助言することです。また、取材や事業説明会などを通して会社を入念に調べ、理解し、世の中で起きている事象がその会社や業界に及ぼす影響を文章にまとめて、不特定多数の人たちに広めることもアナリストの仕事の一環です。その点では新聞記者の仕事に似ているとも言えます。ただ大きく違うのは、事業会社の株に対して「投資判断」と「目標株価」というものをつけ、投資家と議論を展開していくところです。「投資判断」というのは、今後12か月という期間の中で、その会社の株価が割安なのか、割高なのか、妥当な水準なのかを表す指標です。また、「目標株価」は12か月先の株価がどのような水準に達するのかの予想になります。「投資判断」と「目標株価」を設定する必要があるため、私たちは複雑な財務情報や業界情報の読み込みや収集、それを利用した予想の作成や修正を頻繁に行っています。そして、その予想や自分が描いていたストーリーが的中した時や、事業会社の魅力を正しく株式市場が認識してくれた時に、この上ないやりがいを感じます。

株式アナリストの朝は早く、セールスとのリモート朝会が一日のスタートです。この朝会では、各アナリストに3-4分ほど時間が与えられ、前日発行されたレポートについて説明したり営業からの質問に答えます。朝会後は、出社するまでの間にメールの確認、資料の送付、そしてニュースの入念な読み込みを行います。主な業務内容は日によって異なりますが、私が上司とともに担当しているセクターの一つである中小型株セクターでは常に投資対象になり得る成長企業を探しているため、IR資料や財務諸表などを詳細に分析し、事業内容への理解を深めます。そして、企業への取材で的確な質問を投げかけることができるよう、入念な準備を行います。新しい調査対象になり得る会社の分析、投資家からのリクエスト対応、および投資家との電話会議に向けた準備などにも時間を割いています。時折入るセールスからの電話も対応します。株式市場は11時30分から12時30分の間に休止するため、昼食はしっかりと確保できます。私の場合、日によっては同期や先輩方とランチに行ったり、近くにコーヒーを買いに行くついでに散歩したりしています。こうした時間でリフレッシュしつつ、毎日終業時間まで業務に励んでいます。

インターンシップの時、上司からいただいた「アナリストたるもの、数字を大切にし、数字で語れ」という言葉を常に意識しています。どれだけ綿密な調査や分析を行っても、最終的に「数字」に落とし込まなければ説得力に欠けます。日々投資家と対峙する業務にお いては、根拠となる数字を示せないことは致命的になりかねません。この教えを受け、どのような分析でも「その事象がどの財務指標に、どの程度の影響を及ぼすのか」ひいては「目標株価をどう変動させるのか」という視点を常に持つようになりました。結果として、自身のアウトプットに自信が持てるようになったと感じています。 株式アナリストの仕事の醍醐味の一つは、自身の名前で株式市場にアイデアを発信できる点にあります。自身の考えやアイデアに耳を傾けてくれる投資家や顧客が増え、事業会社からの信頼も厚くなり、それを長年にわたり継続することによって、自身のブランド確立へと繋がると考えています。昨日の自分と比べて今日の自分はどう変わったか、改善できたかを日々振り返りながら、「変化」と「成長」を重視するゴールドマン・サックスで、地道に質の高い調査や分析を続け目標に近づきたいと思います。

仕事以外では、同期や友人とスキーやスノボ旅行、ハイキングに行ったり、一人で過ごす週末はゲームをしたりしています。特にゲームに関しては子供の頃からの趣味ですが、最近ではただプレイするだけでなく、自宅のゲーミング環境の整備にも力を入れています。 例えば、GPUやCPUなどのパーツを一つ一つ選定し、組み立てて、自作のデスクトップパソコンを組み上げました。仕事同様、趣味の質を上げたいと考えたのがきっかけですが、その結果、これまでプレイできなかったようなゲームを高画質で快適に楽しめるようになっただけでなく、仕事においても最新のエンターテインメントの話題についていけるようになりました。