リスク・マネジメント部門では、ゴールドマン・サックスの信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスクなど様々なリスクの管理、評価、分析を行っています。
信用リスク部
信用リスク部では、世界各地で400人を超えるプロフェッショナルが働いています。世界各地の事業会社や金融機関、政府系機関といった幅広いお客様を対象に、リスクテイクの判断の根拠となる取引先の信用分析をしています。
ゴールドマン・サックスのビジネスにおいて、企業の信用力を評価することは、基本的かつ重要な業務です。企業の信用力の評価には、きわめて複雑な要素がからみあいますので、適切に判断するには、専門的で広範な知識が必要です。企業の信用力評価やリスク管理に深い識見と膨大なノウハウを有する私たちの存在は、貴重な資本を守り、お客様とゴールドマン・サックスの事業展開を支える上で、重要な役割を果しているのです。
信用リスク部の仕事は大きく二つに分かれています。一つは、証券業務において、取引先の信用力や数多くの金融商品のリスクを分析・評価し、与信枠の設定などを通じてゴールドマン・サックスの資本を信用リスクから守り、管理をすること。二つめは、投資銀行業務において、資金調達における、シナリオ分析に基づいた予測格付けの提供や、デュー・デリジェンス業務の支援などを行うことです。こうした業務の性格上、私たちの仕事には、確かな分析力とコミュニケーション能力が不可欠です。
市場リスク部
市場リスク部は、ニューヨーク、ロンドン、東京、香港、韓国、シンガポール、インドなど、世界に230人のプロフェッショナルを擁しており、複数の地域にまたがって仕事をする機会もあります。
ゴールドマン・サックスは、株式、債券、不動産など、自己取引による投資を行っています。市場リスク部は、こうした自己取引ポジションに関する市場リスクを徹底管理すべく、その分析、報告を行う部署です。たとえば、自己取引ポジションに関する正確で最新のリスク情報を作成し、マネジメントに報告したり、トレーディングデスクやコントローラーズ本部と日々連絡を取り合うことで、プロダクトとポジションの正確な情報を確認し、取引状況や問題点を十分に把握することも、重要な役割のひとつです。また、自己取引ポジションの市場リスクを管理するツールとシステムの開発・改善・運用等も行っています。
数理的思考能力に加えて細部への鋭い注意力のある人、さらに周囲と協力しチームで働くことのできるコミュニケーション能力をもち、かつ金融市場に強い興味のある人材を求めています。
オペレーショナル・リスク部
オペレーショナル・リスク部は、社内の様々なオペレーショナル・リスクの特定、測定、モニタリングを行っています。また報告のためのフレームワークの構築も担当しています。チームメンバーは、オペレーショナル・リスク事象の収集、動向とエクスポージャーの分析・報告を通じて、特定の地域における業務に固有のリスクを全体的に把握することができます。しっかりとしたリスク管理と正確な資本配分を促進するために、それぞれのビジネスにおける、レピュテーション・リスク、規制上のリスク、適合性リスク、顧客関係リスク、トレードブッキング・リスクなどの調査を行います。
ロンドン、東京、香港、ベンガルールに人員を配置しており、複数の地域にまたがって仕事をする機会があるほか、様々な部署と関わるユニークな機会が与えられているので、多岐にわたる金融業務の経験だけでなく、当社が全体としてどのように機能するかを幅広い視点で見ることができます。
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