

私はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの投信営業部に所属しています。金融機関や個人投資家に販売する投資信託の企画・提案を担当しています。近年、「貯蓄から投資へ」という流れが加速し、資産運用ビジネスが社会的にも注目される機会が増えています。こうした変化の中で、お客様にとって最適な商品は何かを常に考え、提案を行っています。当社で運用している商品は多岐にわたり、中には数十年以上にわたって運用されてきたものもあります。そのため、新しい投資信託を企画・提案する際には、短期的な成果だけでなく、長期的にお客様の期待に応え続けられるかという視点が非常に重要です。市場環境やお客様のニーズを深く理解し、将来にわたって価値を提供できる商品を形にすることは簡単ではありません。しかし、その難しさこそがこの仕事の醍醐味だと感じています。
投資信託の企画・提案は一人で完結する仕事ではありません。運用を担う運用部、日々の資金のやり取りを管理する業務部、基準価額を算出する担当者、販売用資料を作成するチームなど、数え切れないほど多くの社員の協力によって成り立っています。だからこそ、日常的にさまざまなチームと緊密に連携し、情報を漏れなく共有することが不可欠です。チームワークなくしてこの仕事は成り立たないと感じています。業務の中で困難な課題に直面することもありますが、そのようなときこそ社内でオープンな対話を重ね、周囲に相談することを心掛けています。お互いに助け合いながら課題を乗り越えることで、チーム全体の力を最大限に引き出し、最終的にはお客様に対してより良い商品やサービスを提供することができると確信しています。
朝は大体8時過ぎにメールを読みながら出社し、夜に来ていたメールに返信します。週の始めであれば、午前中は投信営業部全体のミーティングに参加し、今後の戦略について意見交換をします。その後はお客様のオフィスを訪問し、直近でご採用いただいた商品の運用状況をアップデートし、最近の投資信託の取り組みやニーズをヒアリングします。昼過ぎに会社へ戻ってからは、金融機関の支店を担当している営業チームと、支店のお客様からはどのような商品が求められているか、来月以降の販売戦略について現場の声を踏まえながら議論します。お客様に納品する資料の最終調整や、翌日の商品提案に向けた準備に時間を使うことも多いです。お客様との対話を通じて新しい気づきを得たり、チームで戦略を練ったりする時間は非常に刺激的に感じます。
私は大学時代、工学部で化学を専攻し大学院まで進学したことから、就職活動では金融業界に限らず、メーカーやコンサルティングなど幅広い業界を研究しました。ゴールドマン・サックスが特に印象的だったのは、新卒採用にそそぐ情熱の大きさと、就職活動を通じて出会った社員の人柄でした。採用人数が少ないからこそ、一人ひとりを深く理解しようとする姿勢があり、面談を通じて自分の考えや価値観を丁寧に聞いてもらえたことに心強さを感じました。社員と直接話す中で、仕事に対する誇りや熱意、チームワークの強さを感じ、この会社で働く自分の姿を具体的にイメージできたことも、入社を決意する後押しとなりました。今振り返っても、その決断に間違いはなかったと思っています。
ゴールドマン・サックスでは、全員が数字に対して強い責任感を持っていると感じます。今年の目標に対して、チームが今どの位置にいるのか、もし差があるならどう埋めるべきかを、誰もが真剣に考えています。必要なときにはいつでも相談できる環境が整っていて、互いに協力しながら前進する文化があります。特に印象的なのは、こうした議論や取り組みが非常に真摯であることです。冗談めかしたりせず、目標達成に 向けて本気で取り組む姿勢が当たり前になっている。この真剣さとプロフェッショナルな雰囲気が、ゴールドマン・サックスならではの企業文化だと思いますし、私自身とても好きな点です。
平日の夜や休日は、できる限り運動をするよう心掛けています。ランニングやジムでのトレーニングなど、身体を動かすことで気分がリフレッシュできます。また仕事以外の時間を意識的に確保することで、翌日の業務に向けた活力が生まれ、集中力も高まります。休日は学生時代からの友人とゴルフを楽しむことが多く、こうした運動や趣味の時間を持つことでオンとオフのメリハリがつき、長期的に良いコンディションを保つことができると感じています。「仕事は短距離走ではなく、持久走だ」。入社時に上司から言われた言葉です。新卒1年目は分からないことばかりで、少しでも早く先輩方に追いつこうと無理をしてしまいがちです。しかし、アセット・マネジメントの仕事は、自分が提案した商品が何十年にもわたって運用され続ける業界です。だからこそ、長期的な視点で責任を持ち続ける意識が欠かせません。この言葉をきっかけに、私は一瞬の頑張りではなく、長く走り続けられるペースを保つこともプロフェッショナルとしての責任だと考えるようになりました。日々の積み重ねが将来のお客様の信頼につながると考えて、持久走のように着実に前進することを心掛けています。そのためにも肉体や精神のコンディション作りは欠かせません。
「貯蓄から投資へ」という流れがようやく日本にも根付きつつありますが、米国と比べるとまだまだ遅れているのが現状です。その結果、同世代の多くが将来の生活や金銭面に対して漠然とした不安を抱えています。こうした不安を解消するためには、正しい金融知識の普及と、個々のニーズに合った適切な商品を提供していくことが不可欠です。資産運用は単なるお金の増減ではなく、人生設計や将来の安心に直結する重要なテーマです。だからこそ専門性を磨き、お客様に資産運用の意義や投資情報を、分かりやすく丁寧に伝えられるようになりたいと思っています。
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